読書の記録②

 こんにちは、さぶです。


さぶちゃんには東大法学部に通う友人がいるのですが、今日出された「夫婦別姓を認めない民法と戸籍法の規定の合憲判断」について、絶賛論評中です。論評というか、主に友人の意見を聞いているだけですが…。世の中のニュースに過敏に反応し、自分の意見を持とうとする姿勢、素晴らしいなと思います。話が高度でさぶちゃんはちょっと頭が痛いけどね。😅


今日は!読書の記録②です。①で紹介したホロコーストの話とはまた全くジャンルの違う話です。こちら!


『教室内カースト』鈴木翔


「スクールカースト」という言葉はみなさんご存知でしょうか?

主に小学校・中学校・高校の特に教室内において生まれる「地位の差」のようなものです。

この本は、スクールカーストを知らない人へ向けた概説書のようなもので、スクールカーストを経験した大学生と、実際に現場で働いている先生へのインタビューをもとに執筆されています。


やはり学校は社会生活の場ですから、色々なタイプの人間がいて、自然と「地位」ができてしまうのはわかります。スクールカーストがあることによって、社会の中での自分の立ち位置やポジション、それに伴う行動の仕方など、学ぶことは多いと思います。

しかし私は、学校だけを評価の場にしてはいけないと思っています。スクールカーストで下位だからダメなんじゃない、もっと子ども一人ひとりの個性や長所を見つけてあげられる場所が必要だと思います。子どもたちはこれから人生を生き抜くのです。その中で、自分の指針となるようなもの、自分に自信を持てるようなものを、子どもの頃に見つけていたら、どんなに生きやすいでしょうか。もちろん「自分はどんな人間なんだ」「自分の長所ってなんだ」と自分自身に問いかけることも必要です。しかしその前に一つだけでも、自分の武器だと思える何かがあったら。大人が武器の発見に手を貸してみてもいいんじゃないでしょうか。

本文中では、スクールカースト下位を卑下するような発言をする教師のコメントもありました。確かに学校の先生は、学校という社会の中で子どもたちを評価します。でも、そんな悲しいことがあっていいでしょうか。私は子どもたち一人ひとりに寄り添えるような人間でありたい。そんな思いを胸に、春からは教育に関わる仕事をします。この思い実現できるといいな。



本を読むとついつい真面目な感想を長々と書いてしまいます。💦💦

でも実はブログに載せるために、一生懸命工夫して写真を撮っているんですよ!お茶目だね!😋


最後までお付き合いいただきありがとうございました。





プリン大好き🍮さぶ

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