読書の記録①

こんばんは。さぶです!

今日から読書の記録をつけていこうと思います。 最近さぶちゃんは読書にハマっていて、だいたい1週間に2冊のペースで読んでいます。

読む本のジャンルは本当に様々です。小説、ノンフィクション、ビジネス本、自己啓発本などなど!基本的に食わず嫌いはしないタイプなので、読書好きの友人におすすめの本を教えてもらったり、「大学生 おすすめ本」で検索したりして、自分の世界の外にも目を向けるように意識しています。


それではさっそく!記念すべき読書記録の第1号はこれ!

(画像の配置をちょっと前回までと変えてみた!気づいて!)


『ホロコーストの現場を行く ベウジェッツ・ヘウムノ』です。

第二次世界大戦中、ナチスユダヤ人大量虐殺を行うために建てた強制収容所の跡地を、実際に筆者の大内田わこさんが訪れた記録です。

収容所の跡地は博物館になっており、この悲劇を忘れてはならない、遠い日本にいるからといって目を背けてはならない、そして後世に語りつくべきことであると筆者は主張しています。




私は現在大学で歴史学を学んでいます。小学生の頃にアンネフランクの伝記を読み、ユダヤ人迫害を知ったことが、私を歴史の道へと導きました。

ところで皆さん、アンネフランクはご存知でしょうか?

彼女もまた、ナチスによるユダヤ人迫害によって命を奪われた1人です。彼女は、ユダヤ人であるという理由だけで隠れ家生活を強いられ、強制収容所に送られ、そして15歳にしてその短い生涯を終えました。

アンネフランクのことを初めて知った当時の私は小学2年生で、私と同じ年ごろの女の子が、それも私が生まれるたった50年ほど前にこのような凄惨な人生を送ったのかと考えると、決して他人事のようには思えず、全身が震えるほど怖くて、悲しくて、つらい気持ちになりました。


筆者も本の中で述べているように、今の若者は先の戦争に対して無関心な人が多く、それは改善しなければならない問題だと私も感じます。

今の世界の構造や流れを理解するためには、まずは世界の歴史を知らなければならないのです。全員が歴史の専門書を読んで、研究しなければならないわけではありません。ただ、今を生きる者として、今自分が生きている世界はどのようにして成り立ったのかくらいは知る必要があると思います。

その理解を促進するために、博物館があります。文字を読むだけでは入ってきにくい情報も、実物を見たり写真を見たりすることでイメージが湧き、理解が進みます。

私は、歴史好きが高じて将来は博物館で働きたいと思っていました。そのために大学では、学芸員資格の取得を目指しています。しかし、学芸員の仕事を知れば知るほど、「モノ」に接する時間が長いことがわかりました。私は、「モノ」じゃなくて「ヒト」に関わって仕事がしたいんだ!と思い、新卒では博物館とは全く関係のない会社に就職することを決めました。

しかしこの本を読んで、博物館が持つ人への貢献度の大きさに改めて気づきました。そして、その貢献度というのはやはり資料というモノがあってこそなのだと感じました。



結論、人はみな歴史を知るべきだし、知るためには博物館がもってこい!そんな博物館に私はやっぱり魅了されてるよ!ということが伝えたかった今回のブログでした。

すごーーーく真面目な話をすごーーーーーーく長く書いてしまいました。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました💖




プリン大好き🍮さぶ

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